「短編百合」を含む小説

趣味で小説を書くレイとエースパイロットを目指すハジメ。二人の出会いから物語が始まる百合SFです。

高輪嶺一郎、四十二歳。 昼は堅実な営業課長。しかし彼には、誰にも言えない裏の顔があった── 「リリー・スポッティング」 それは、夜の街を彷徨い、すれ違う乙女たちのささやかな絆…

後にWEBから消えてしまう伝説の百合小説『ラナンキュラスの少女たち』にまつわる、知られざる真実とは──。

私はこのポチを愛す

魔女の奈々美と彼女の那雪は街の中に細々と営業している映画館を訪れた。 サークル活動や卒業制作、趣味といった方向で撮られた映画のみを上映するその場所で映画を楽しみ有意義な時間を過ご…

小学三年生の「饗醒《あいねず》環《めぐる》」は毎日のようにクラスメイトに虐められ、家では父親に虐待され、幸せとは無縁の日々を送っていた。 しかしある日、同じくクラスの「冬越《ふゆ…

人類最後の生き残りとなった少女と、 彼女を育てるために作られたアンドロイド。 偽りの箱庭の中で生きる彼女たち。 けれども忘れていた“懐かしい約束”が、アンドロイドの心を揺らしはじ…

僕の夢は芥◯賞を取れるような純文学作家になること。 でも最近、僕はある言葉を知って青春小説を書き始めた。 『作家は経験したことしか書けない』って言葉。 それが本当なら中学二年生の…

特殊な生まれのために自由を奪われたノーア。自由を望み、諦めたノーアの前に現れたのはハリーと名乗る賊。ノーアを拐いに来たと語るハリーとの出会いがノーアの人生を変える。 全10話 …

永遠に続くと思われた幸福な日々は突然終わりを迎えた。 遺した思い出と、遺された二人の話。 ※この小説には微量の百合要素が微妙に含まれます 　　　　　 【水平線純文学＆文芸フェス】…

私とあの子をめぐる、二人の関係性を描いた広義の百合です。

米津玄師さんの「さよーならまたいつか」を小説にしてみました。 一緒に生きたい女の子と死にたい女の子が一晩だけ共に過ごす夜を書いてみました。 淡めの百合です。

教師志望女子大生とエリート女子高生。

幾度となく大好きな物語を読み続けた1人の少女は物語ではポピュラーな愛され物語のモブ皇女に転生した。 そんなモブだけど、物語で幸せを謳歌する主人公はこの世界が主人公の知る物語を引き…

「友達」の合理性について悩む女の子と、その悩みを砕く女の子の話。 タルトをテーマにして書きました。美味しいよね、タルト。食べたいね。

幼馴染の友達と数年ぶりに再開した、家族に問題を抱える子の百合みたいなものです

華麗なる主従逆転を目指して、紆余曲折ありながら、これでなんとか完成ということにしたいと思います。広げ過ぎた風呂敷、どうにか収拾をつける方法はないだろうかと模索した結果、ＳＦに頼る…

幼なじみの椎名澪。 高校で出会った白石詩帆。 ふたりはの様子は、まるで恋人みたいだった。 私は、そっと見守るだけでよかった。 応援して、背中を押して、いつか祝福できればいいって…

　天宮繭（あまみやまゆ）は、小説家にさえなれればいい。 　小説家にさえなれればよくて、他の物は全部、心底どうでもいい。 　勉強も運動もサークルも。普通の大学生みたいに遊ぶことも…