「短編 完結」を含む小説

私は黒猫である。名前はまだない。私はこの町の色々な場所を徘徊している。この町は面白い。他では見れない物が見れたり、聞けない話が聞けたりする。 黒猫の視点で語られるホラー！ 町の…

西暦2702年。 惑星アコウで起きたAI部隊による反旗事件は、公式には暴走とされた。 だが、氷壁廊の地下で発掘された一つの記録素子が、真実を語りはじめる。 「記録は、世界に残さ…

証言と記録。感情と動機。嘘と本音。 それらを解いていくには、直線より、回り道がいい。 そして彼らの語ったことを、ここに残す。 これは、捜査の記録だ。 すでに終わった話もあれば、ま…

ベージュのジャケットに白いTシャツ。 どこにでもいそうな青年刑事。 彼はなぜか、例え話で真相に迫ってくる。 この物語は、犯人である「私」の視点で描かれる、一話完結のミステリ短編集…

人の想いが結実するところに、やや人から外れた容姿や超常の力を持つ者が存在する。 普段人間に見ることはおろか感知されることもない存在ながら、人の如く喜び、悲しみ、憂い、迷い、怒る。…

サクッと読める短編ホラーを書きました。 残された人が選ぶ結末を、お楽しみください。

1話完結、どこから読んでもだいじょうぶ。 手のひらサイズのすこしふしぎで、ほんのすこしだけこわいかもしれないおはなしたち。 あなたの心にハートフル（hurtful）なおはなした…

　結婚を控えたある冬の日、地元である山口県下関市へ同窓会に参加をするため戻ってきた万美子は、学生時代に名前も知らない男の子に恋をしたことを思い出す。 　高校生の万美子は両親の離…

ギルドの受付嬢・クレアは、他の受付嬢たちと違って愛想も笑顔も少ない。 「口うるさい」「冷たい」「昔は冒険者だったらしい」――そんな噂が、彼女にはつきまとう。 だがその静かな瞳の奥…

　突如、異世界に飛ばされたハルヒコとその家族。言葉も通じないこの世界で、ハルヒコ達家族は互いに支え合い、懸命に生きていく。 　だが、世界は無慈悲な色を浮かべ、家族は時代に翻弄され…

月の光だけが照らす、異世界の狭間にひっそりと佇む喫茶店『月読茶房』。 そこで静かに茶を煎れる喫茶師・巫（かなめ）は、自らの過去の記憶を失った元・月の巫女。彼女には特別な力があっ…

その名のとおり、これは「超」短編集である。大体１００文字以内。最近は「超」短編ネタ集になっているかもしれない。

早く帰らないと。だって今日はあの子の

草壁満が進学先の中学で出会ったのは、大神らうむというクラスメイトだった。神のように万能な優等生の彼女には、重大な秘密があった。 不条理ジュブナイルホラー。完結済み。

2008年ごろから2011年ごろに書いた平成の高校生や中学生たちをメインに据えて、過去作品にその後の話も加えたりこれから加えるかもしれなかったりする短編+中編オムニバスです。気の…

　頭が痛くて眠れなかったら、こんなものを書いていました……。 　率直に言って、酷いです……何を考えてるんだと、自分で自分を責めてあげたい。

「知夏！　朴知夏！　返事をしろ！」 『阿娘(アラン)……阿娘が……』 「朴知夏！　何故今妖怪の話をする⁉︎　答えろ───」 　そこで通信は切れた。苦しそうな声で呻きながら同期が…

主に、生徒会書記2人の会話劇。 大体1話完結の短編集です。数分で読めるものが多いのでさくっと読めます。…多分。 〈主要人物〉 西野 かなた(にしの かなた) …性別:女　 …2…

高校を卒業し、親戚の伝手で安アパート「白鳩荘」に引っ越してきた椎名陽介（18） 隣の部屋に住んでいたのは、酒と缶つまで生きる干物系OL・黒川うらら（34） 初対面から酔って泣…