「万人向け・短編・カクヨムオンリー」を含む小説

長く待った少年と、止まった青年が夕立の中お互いを思い出す

あの日、僕は君に叱られたからこうしている。 世界は歪なんかじゃなかった、歪なのは僕だったんだ。

生活音に悩まされる在宅デザイナー・湊は、ストレス音をAIが排除するというイヤホン『Q.O.L.』を手にする。音のない世界で心の平穏を得たかに見えたが、やがてその静寂は人の声すら遮…

君が引っ張り出してくれた素直な世界へ。

あるギルドに、アヤというハンターがいた。 自由奔放な彼女に、俺はいつしかーーー。 少し胸が痛くなる、恋愛異世界ファンタジーです。

白南風が吹き始めて、君の命は何処へ。 渡されたボイスレコーダーを辿って、あの場所へ。

何気ない日常の中に、ふと立ち止まってしまう瞬間があります。そんな“立ち止まり”を言葉にして、物語にしています。 静かに、でも確かに心が動くような作品を目指しています。

1000文字以内の超短編、初挑戦です。

夏休みに開催されるラジオ体操は、古いラジオからガサガサの声が聞こえて、とても暑い。それでも一人の可愛らしい少年を魅了した。 テレビに映る体操じゃ満足いかない。綺麗なラジオじゃ満足…

2021年から2023年までに書いた短編集です。 １　背中の手術をする人 ２　春が来た人 ３　恋を探す人 ４　海になりたい彼女と私 ５　遠くから送るラブレター ６　異世界転生先で…

高校2年の雨斗は友達から不思議な喫茶店があるという話を聞く。そこは雨の日にしか営業しないらしい。 ある雨の日、その喫茶店に出会い吸い込まれるように入店する。

地上100階、地下150階── そこは魔法と文化が交差する、異世界の巨大デパート《アルシェ・インフィニタ》。 地下三階と四階のあいだ、《静音区》にひっそり佇むエルフメイドカフェ…

あるところにおじいさんとおばあさんが住んでいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました。 おばあさんが川で洗濯をしていると… 川の向こうから大きな桃が流…

ヨルシカさんの「へび」を小説にしてみました。 主人公の津島葉蔵が幼馴染、柚希の死を数年越しに乗り越える、鉄道旅の夜のお話です。 SF要素があるのはGQuuuuuuuXに影響された…

ある日慧斗は今の生活を変えるためバイトをすることを決意した。そしてバイト先の夢先輩のことが気になっていくが…。

短歌は世界を変える。世界の見え方が変わる。 公式のキャッチコピー、かっこよすぎた。 誘い文句にときめいたので、勇んで出陣。 漂うカオスと 生きている コロコロ変わ…

米津玄師さんの「さよーならまたいつか」を小説にしてみました。 一緒に生きたい女の子と死にたい女の子が一晩だけ共に過ごす夜を書いてみました。 淡めの百合です。

水彩画教室に通う真子は、紫陽花の絵に想いを込めて優子先生へ手紙を送る。 心温まる返事に、二人の絆は深まるはずだったが――その先には意外な真実が待ち受けていた。