こんにちは。冷え性を極めし存在こと担当です。
 今回はユーザーの皆さまからおすすめ作品へのレビューを募集した「教えて!あなたのイチオシレビュー!」回でございます。いろんなユーザーさまが執筆活動を楽しまれているカクヨム、その興味の方向も様々なはず……!と「至高のエッセイ」テーマで実施したところ、本当に多様で素晴らしいエッセイのおすすめが届きました。この中から4作に絞るのは至難の業でしたが、「至高」というテーマに基づき、1話目から笑いが止まらない全速力の社畜エッセイ、思い立ったら即行動とばかりにフランスに飛び立った作者のワインとアテと旅の記録、濃密かつ多ジャンルに渡る気ままな音楽のレビューエッセイ、ママチャリで苫小牧から宗谷岬まで北海道を縦断する形で往復した脅威の旅行記と、お仕事記から趣味や旅行のエッセイまでをまるっとまとめる特集にさせていただきました。
 ビビッと来たものからぜひ覗いていただければ幸いです!

ピックアップ

なんだ、この社畜は。すばらしく社畜だ。

  • ★★★ Excellent!!!


寝落ちで倒れる同僚、雪の中で螺旋階段を滑り落ちる上司、涼しい場所(地下)で一晩を過ごすマネージャー。

なんだこの世界、壮絶すぎる。
しかし、読んでいると笑いしか出ない。

いつの間にかこんな楽しい世界があるんだな(錯乱)という気分になってくる。

登場人物全てキャラが立っていて、そしてどこかおか……個性的だ。
悲壮感が漂うけれども、にやっとしてしまう。
なんだろう、とても笑えないけれど、間違いなく面白い。

淡島さんの語り口が悲惨な現実を、愉快な逸話に変えてみせる。


――ビルが爆発したり、マンホールが飛んだりするけど淡島さんは元気です。
そんな楽しいお話です。
いつの間にか入り込んでしまうことは保証します。

ワインと旅とお仕事と!作者様の生き様にかんぱーい! とても素敵な作品!

  • ★★★ Excellent!!!

なぜ、レビューを書いていなかったのだろうかと自分でも驚くほどに、素晴らしいエッセイです!

作者の出っぱなしさんの生き方が素敵です!

ワインを作ろう!と思い立ってフランスに出かけたあたりからエッセイが始まりますが、なんてこった!?な出来事あり、嘘、それって♡と思ってドキドキしたりと読んでいて心が忙しく、飽きることがありません(● ˃̶͈̀ロ˂̶͈́)੭ꠥ⁾⁾

何より、ワインの知識が毎話毎話、前半で学べるので、そこもめちゃくちゃ魅力的!
お料理との組み合わせも勉強できます!


近況ノートで毎回お料理とワインの写真もアップされるので、それも見どころ♪


出っぱなしさんの人間味溢れる書き味も、お人柄が出てて、勝手にお友達のつもりで読んでいます!ユーモラスで真面目。美味しくってバカンス!


あなたもぜひ、この世界に足を踏み入れてみませんか?
旅行気分でワインを傾けたくなりますよ♫


むっちゃ!
オススメです!!!

年季の入った音楽レビュー

  • ★★★ Excellent!!!

このサイトを利用し始めた極々初期から読ませていただいているエッセイなのですが、毎度リアルタイムで音楽に浸ってきた濃密な体験談とそれに基づく豊富な知識で綴られるレビューは、非常に読み応えがあって面白いです。
私の知らないバンド、ミュージシャンも多い(特に邦楽は勉強不足で知らない方々が多いです……)のですが、知識ゼロでも非常に興味がそそられます。現にKing Gnuなんかはこの方のレビューを読んで手を出しました。
ジャンルや年代や国籍が全てバラバラで、おそらくこの方がレビューを書かれているバンドを全てしっかりと聞いたことがあるという方は少ないと思います。
音楽は聞きたいが何を聞こうか迷っている、そんな時はこちらを参考にしてみると良いと思いますよ。

走れママチャリ、北の大地を!

  • ★★★ Excellent!!!

まず初めに一言。

いや、アグレッシブすぎだろ!!!

はい。
では作品について。

北の大地、北海道を旅するお話と聞くと何が思い浮かぶでしょうか?
バイクで颯爽と長い北の道をツーリング?
自動車で気ままに観光地巡り?
電車で札幌中心に美味しい物探訪?

この作品の題名を見れば分かりますが、なんと自転車旅!
しかも何故かママチャリ!
北の大地をママチャリで爆走!

字面だと何だか笑えてしまいますが、内容は至って真面目。

旅の下準備と出発までの道のりがしっかりと書かれ、
色々と発生した問題や計画変更もちゃんと書かれています。
そして、その時に感じた事なども。

さて、ここで重要な部分が有ります。
この作品のカテゴリーを見ましょう。

エッセイ・ノンフィクションなのです。
つまりこれ、実話!

貴方が読み進め、最終話まで到達した時に思うでしょう。

いや、アグレッシブすぎだろ!!!と...(笑)

是非読んで、貴方も活力を貰いましょう。