こんにちは! 物語を届ける配達人、カタリだよ。
実は、4月6日はボクの誕生日!
だからトリさんにお願いして、特別に『カクヨム3周年記念選手権』の特集を作らせてもらったんだ。
KAC、といえば「5分以内で読める短い物語」がたくさん集まっていて、とっても盛り上がっていたね!
10日目のお題はどうだったかな?
難しいお題だったかもしれないけど、たくさんの作品を書いてもらえてとっても嬉しかったよ。
参加してくれたみんな、どうもありがとう!
今回はそんな感謝の気持ちも込めて、物語をお届けするね。
結果が発表された6日目までの作品のうち編集部賞の無かった日から4作品。
他にも紹介したい作品がたくさんあったんだけど、ボクのお仕事にちなんで、独特な「思いを伝える」作品をテーマに選んでみたよ。
君の推し作品も教えてほしいな!
削除等の理由により1項目は表示されません
「2番目」というお題で書かれた作品。
2番目といったら、団体戦の次鋒というのは、まあ言ってしまえば誰でも思いつくんじゃないでしょうか。私だって思いつくだけなら思いついた。
その、誰でも思いつくであろう次鋒ネタを、極めてハイレベルに描ききったのが本作品です。
剣道の団体戦という状況をしっかり説明しつつ、先鋒のエースと次鋒の主人公のキャラを、両者の関係性まで掘り下げた上で描き、そして迫力の試合シーン。かっこいいです。
限られた文字数の中でしっかりと作り込まれた、女子高生の爽やかな青春モノ。堪能させていただきました。
早死にすれば不幸せ、天寿を全うすれば幸せ。我々には少なからずこういった考えがあるのではないでしょうか。
しかし、本当の幸せとは当人にしか理解し得ないもの。
相手の立場になってみて初めてその気持ちが理解できたということも往々にしてあることだと思います。
本当の幸せなんて人それぞれ十人十色。
それこそ、人間の数だけその人にとっての幸せの形があるのかもしれません。
幸せとは何なのか、考えさせられる作品です!
今まで、あらゆるものから仲間を守っていたフータ。
しかし、彼は最後を感じて仲間たちに別れを告げる──
***
熱い話に笑いあり。
いや、作中には一言たりとも笑える点はないんだけれども。
ネタバレになるからこれ以上は言えない。
言えないけど……
敢えて言えることがあるとしたら。
「もう、そうとしか見えない。次からは」
次からはドキドキしながら──に、なるんでしょうね。
少し、嗜虐的になりそうです、自分。