概要
学年最下位常連の馬鹿女が満点を取れるはずがない。絶対ありえない。いや、あってはいけない。何か絶対、トリックがあるはずなんだ——。
コージーミステリ、日常の謎です。
難易度はそこまで高くないです
途中で書いててなんだか恥ずかしくなりました。作者の性格とキャラクターの性格は違うため、そこら辺はご留意ください。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!キレッキレの、鋭利な面白さ!!
ストーリーが圧巻なのはもちろん、登場人物一人ひとりの性格が深く掘り下げられていて、一気に引き込まれました!
いつも成績の振るわないクラスメイトが、テストで突然満点を取った。不正なのか?実力なのか?
中心となる「馬鹿が百点を取った」という謎の魅力はもちろん、「なぜ主人公はこの謎を解かなければならないのか」という理由にも強く惹かれ、夢中になって読み進めました。
仮説をひとつひとつ潰しながら真相に近づいていく展開にはワクワクさせられます。キャラクター同士の魅力的な掛け合いも最高です!
一度読み始めたら、最後までページをめくる手が止まりません! 傑作でした! - ★★★ Excellent!!!不可解な謎と華麗なる解決。その裏を密かに流れる文学の奔流。
学年随一の馬鹿女・降瀬至理が数学で突然100点を取った。一体何が起きているのか……?
本作では上記の非常に明快かつ不可解な謎が提示されます。推理の手掛かりも作中でフェアにばらまかれており、解決編ではポンと膝を打つこと必至でしょう。
また本作は「日常の謎」としての出来もさることながら、「青春小説」としての出来も一級品となっています。
主人公の「僕」こと新免は心の中に謎の暗黒を抱える人物。テストの謎が紐解かれていく過程でところどころ挟み込まれる性悪な描写に思わず惹き込まれます。探偵役の伊万里もかなり底意地の悪い性格をしており、ホームズとワトソンの新たなキャラ造形として大きな見所であ…続きを読む - ★★★ Excellent!!!文学的なミステリー作品
主人公と同じクラスの降瀬至理という女生徒が数学のテストで百点を取り、周りを騒がせた。
彼女は一学期と二学期の数学の点数がクラスで一番低かったからだ。
主人公は彼女が不正をしてその点数を取ったのではないかと疑い、同じクラスの伊万里霧子という女性と降瀬がどのような手段で百点を取ったかを推理していく。
これはそういうミステリー作品だ。
仮説を一つ一つ立て、丁寧に検証しており、推理をする楽しさを本作では存分に味わうことができる。
また、本作はミステリーである他に純文学作品の性質が強くある。
梶井基次郎の『檸檬』が作中で話題に上り、本作の文章、また、登場人物の心情や関係性があの作品と…続きを読む