概要
三沢久美は子どもが持って帰ってきた「なおこちゃんの手紙」という手紙をもてあましていた。
その文面は、
「これは、なおこちゃんからの手紙です。
なおこちゃんは、パンがすきなおんなの子です。
かくれんぼをしています。ときどき、みつからないようにでてきます。
おともだちをぼしゅう中です。
だから、この手紙をもらったひとは、10日いないに、じぶんのともだち5人に、このなおこちゃんからの手紙をだしてください。文めんはおなじにしてください。
もし手紙をださなかったり、文めんを変えたら、なおこちゃんがやってきて、かくれんぼをするぞ。」
というもの。
三沢はこの手紙を写真に撮り、涼子にメールで送りつけてか
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!この中で一番 怖い モノ一体何だった?
子供の頃に流行った『不幸の手紙』所謂
チェーンメールの類。噂を聞いたり
巻き込まれたり…きっと多くの人が実際
経験した事があるだろう。
これは単なる お遊び ではない。
貰った者は恐怖に震えて、別の誰かにその
恐怖を押し付けようとする。これは
社会的な犯罪であると言っても決して
過言ではない。脅迫や扇動という罪状が
存在する、これは 犯罪 だ。
では、そこに ホンモノ が
紛れ込んでいたとしたら。
怖さ×怖さ=モキュメンタリーホラーの
様相を呈するこの作品は、まさに作者の
真骨頂。教育現場や地域社会の問題を
散りばめた社会派ホラーでもある。
親子の断絶と無理解、教育現場の放…続きを読む - ★★★ Excellent!!!怪しい手紙の噂を、ラノベ作家が追う
ラノベ作家の涼子が、受けた相談。
それは小学校で『なおこちゃんの手紙』という怪しい手紙が出回っているというもの。
不幸の手紙のように、10日以内に同じ手紙を友達5人に送らないと、なおこちゃんがやってくると言う。
ラノベの他に実話怪談もカクヨムに投稿している涼子。そんなオカルト知識を頼っての相談ですけど、そんな中問題の小学校で、奇妙な事件が起きる。
学校関係者から聞いた話、カクヨムで読者から寄せられる情報などを集めて、涼子は『なおこちゃんの手紙』の真相を追う。
このお話はフィクション。
フィクションのはずですけど、学校で起きてるいじめや、教育現場の過酷さ、家庭の問題などが妙にリアル。
怪異…続きを読む - ★★★ Excellent!!!数多くの視点から、徐々に明らかになっていく真実。手紙に隠された謎とは?
とある小学校で数人に送られた、なおこちゃんの手紙。色々書いてありましたが、最後はこれと同じ文面の手紙を5人に出さないとなおこちゃんが来るといったものでした。
まるで、不幸の手紙を思い出すような内容。メールやメッセージアプリがたくさんある令和の時代にも生き残っていたのか。なんて呑気なことを言ってる場合ではありません。
実際に手紙を受け取った子たちが、パニックを起こしてケガをすることに。
小説家の涼子は、そんななおこちゃんの手紙について友人から相談を受けたのがきっかけで事態を探っていくのですが、本作はモキュメンタリー形式で書かれているため、物語が誰の視点になるかは、その時によって様々。
それに…続きを読む