概要
ええ、死に甲斐があるというものです。
「事前汚染なし、物件は『清浄』と判定します。……おめでとうございます。これであなたは、安心して死ねる権利を手にしました」
新卒で就活に失敗し続けた比叡六連(ひえい・むつらね)を最後に拾ったのは、国内唯一の日本霊障損害保険会社だった。
そこは、凄惨な現場を「査定」し怪異を「損害」として算定する、血も涙もない精算の場所。
怪異を「利益」に変えて、今日も私は飯を食う。
これは、怪異の価値を値踏みし続ける査定員たちの、悍ましき実務記録である。
新卒で就活に失敗し続けた比叡六連(ひえい・むつらね)を最後に拾ったのは、国内唯一の日本霊障損害保険会社だった。
そこは、凄惨な現場を「査定」し怪異を「損害」として算定する、血も涙もない精算の場所。
怪異を「利益」に変えて、今日も私は飯を食う。
これは、怪異の価値を値踏みし続ける査定員たちの、悍ましき実務記録である。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!オカルトバディモノを読みたいならコレ!
オカルトバディモノの王道を進みながら、一つ一つの案件は3話でまとまっていて非常に読みやすい。
しかし、その一つ一つの案件の中からキャラの過去や価値観、未練の掘り下げが綺麗に行われていて読了後の満足感も高いです。
「保険の査定」という少し変わった職業をチョイスしているのも面白く、査定対象の状態によっては無慈悲な判断がくだされてしまうこともあるのが世知辛くもあり、リアリティもあるのが興味深いです。
それでも怪異に関わる以上、命に関わるのは常であり普通の保険の査定より圧倒的に厳しい業務であることは間違いなし……
内容はホラーが苦手な人でもそこまで怖がらず読める(一部、子供が可哀想且つ恐怖対象な案件…続きを読む