異世界ラストクルセイド ― 黒騎士と呼ばれた兵器 ―

どこかSFの空気が漂う、作り込まれた異世界ファンタジー作品です。
思わず読み進めたくなる展開と、重厚でありながら丁寧な作風で雰囲気がとても良く、すぐに作品の中にのめり込む事ができます。
物語のテンポも軽快で、時間を忘れてストーリーに入り込むことができるので、この冬の長期休暇のお供にぴったりの作品だと思います。

異世界ファンタジーで次に読むものを探している方がいたら、是非、この作品に一度目を通してみてください。お勧めです！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（180文字）

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（193文字）

主人公はNo.966と名前を改められた強化改造人間【アラガミ】。

彼が再起動を果たしたのは未知の異世界。彼の物語はここから始まる……。

一言で言って今までにない異世界物語ではないかと感じました！
最初を見ただけでもNo.966がどのような物語を歩むのか見逃せない作品だと思います！

語るよりもまずはこの小説を読んで下さい！かなりお勧めです！

嘗て人であったモノの成れの果て、No.966。
生と死、星々の臨界を越えて彼が降り立ったのは、剣と魔法の世界。

SFバトルアクションと異世界ファンタジーの融合。
異物として迷い込んだモノが、冒険者クロムへと転じて生きる。

原初の欲動そのままに強きが弱きを喰らう世界への、黒き暴力の武力介入が今始まる――

ファンタジー作品とは何でもありだと
常日頃から言う私ですが、それでも
すべからず理由は求めます。
それが別に読者に絶対の納得を求める必要はないです。
しかしこの作品は妥協無き内容です✨️✨️
ただどうしても歯応えの硬いものに
なりがちですが、それはこれだけの評価と
読者を見れば余計な世話だと判るでしょう。

SFとハイファンタジーの見事な融合。
他人の犠牲を厭わず苛烈なまでに闘争の勝者になることを望む主人公。
間違いなくこれは名作。

歪んだ女性ボイスが、脳内で再生された。

フ⚪︎ムソフト往年の名作「アーマ⚪︎ド　コア」　にインスパイアされたであろうSF×異世界の名作。

カスタマイズは、サイバー方面に情熱が傾かれ、読んでいて鼻息も荒くなってしまう。
主人公の性格？のヤバさはともかく、周りの人達の人間味あふれるキャラは素敵。

「ｊｊｊ・・・気・ヲツ・・ケ・・・ロ・・・・オマ・・エ・・モ・ｊｊｊ」

更新がんばって下さい👊

主人公が格好いい。
何者にも媚びない姿勢が良い。
ＳＦとファンタジーがちょうど良いバランスで融合している快作です。