概要

荒廃した地球を駆け抜けるロボットと歌姫
 星は、死んだ。

 かつて青く輝いていた惑星は、欲望という名の怪物に資源を貪り尽くされ、その亡骸(なきがら)だけを宇宙に晒している。
 荒涼とした赤土の大地。
 鉄錆(てつさび)色に濁った空。

 だが、人類という種はしぶとかった。
 大地を這うことを諦め、巨大な鉄の箱舟に住処(すみか)を移したのだ。

 巨大移動都市「ノア」。
 世界に8つしか存在しない鉄の巨城は、枯渇した資源を求め、互いに牙を剥き、大地を彷徨う。

 人々は空を見上げない。
 見上げた先に浮かぶ、あの冷たい『月』に見下ろされているような気がして――誰もが目を逸らすのだ。

 これは、そんな錆びついた世界で、ただ死に場所を探していた少年が、
 一人の少女の「歌」と出会い、世界(システム)に反逆する物語。
  • 連載中27
  • 27,325文字
  • 更新
  • @homare_noah
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