概要
始まりは最悪のクリスマスイブ─そんな私が招かれたのはキリスト教会だった
クリスマスイブの夜。
私、高辻茉那は彼氏にフラれ人生のどん底だった。
一人で道を歩いていると、どこかから聞こえてくる優しい歌声。
ある建物の開かれたドアから、それは聞こえてきていた。
思わず導かれるように入ったそこはキリスト教会、そこではクリスマス礼拝が行われていた───
そこから日曜日に礼拝に通うようになった私はイースターやペンテコステ、そしてクリスマス、教会儀式を通じて季節の移り変わりや、人の温かさ、そして苦味に触れていく。
それらを通して、自分の居場所を見つけるまでの物語。
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