概要
強キャラ揃いの妖怪寺。霊が見えるだけの楓は霊を理解し花を供える。
幽霊たちの間でささやかれる「妖怪寺」の三人の噂。
霊を素手で殴り飛ばす住職と、怒ると瞳が紅く染まり刀を振るう女子高生、そして、霊が見えるだけの花屋でアルバイトをする大学生、楓。
そんな妖怪寺のメンバーと仲間たちが織りなす、霊に優しい鎮魂譜とは!!?
■□■序章から終章までの纏まりからなる短編の連作です。各短編の終章までで伏線が回収されます□■□
霊を素手で殴り飛ばす住職と、怒ると瞳が紅く染まり刀を振るう女子高生、そして、霊が見えるだけの花屋でアルバイトをする大学生、楓。
そんな妖怪寺のメンバーと仲間たちが織りなす、霊に優しい鎮魂譜とは!!?
■□■序章から終章までの纏まりからなる短編の連作です。各短編の終章までで伏線が回収されます□■□
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!妖怪寺の「おせっかい」な鎮魂譜。
妖怪寺。
そこは、哀しき霊たちが最後に辿り着く場所。
霊を拳で黙らせる巨漢の住職。
紅い瞳で刃を振るう、銀髪の少女。
死者の心に寄り添う、花屋の青年。
……と物々しい構成要素。
けれど実態は、驚くほど「おせっかい」で優しい物語でした。
母を求めて泣く、小さな光。
妹を護ろうと、闇でうなる影。
彼らはただ、霊を消し去るわけではありません。
絡まりきった「未練」を、ひとつずつ解いていくその不器用な手つきが、たまらなく愛おしい。
特に、花言葉を添えて死者を送り出す表現。
「おせっかい」という贈り物の美しさに、胸を打たれました。
読後感は、まるで雨上がりの花屋のような清々しさ。
第二エピ…続きを読む