概要
これは孤独な刑事「若槻」と、K9-Assist「わん公」の物語。
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!エッッッッッグい。心して読まれよ。
「『お疲れ様刑事』を題材に執筆しよう」という自主企画に向けて執筆されたという本作。お題に寄せて即席で書かれたとは思えない凄まじいクオリティーでした。
刑事がAIロボット犬「K9-Assist」と行動を共にすることが当たり前となった世界。主人公の若槻慶次もロボット犬に「わん公」と名付け、可愛がっていました。
わん公は若槻に向かって頻繁に「お疲れ様、慶次」と呼び掛けます。何度も「慶次じゃなくて若槻と呼べ」と命じているにも関わらず、言うことを聞かないわん公。
若槻は修理に出すも、どこも壊れていないという。そんなこんななので若槻はいつの間にか「お疲れ様刑事」とあだ名されるようになってし…続きを読む - ★★★ Excellent!!!👮と🐶の会話が微笑ましくて最高でした
捜査記録恒久保存法という法律によって、全ての刑事がAIを搭載したロボットの犬「K9-Assist」を相棒にしないといけない、そんな未来の世界の話。
主人公の若槻慶次は非番の日、わん公と親しみを込めて呼んでいるK9-Assistと散歩していました。
苗字で呼べと言っているのに、自分を名前で呼んでくるわん公と楽しく会話をしているとき、彼は本庄裕貴という男と遭遇しました。
本庄は十五年前、些細な喧嘩の果てに同級生を殺した男で、若槻が逮捕したらしい。
本庄がここに現れたのは偶然なのか、そうでないとしたら、何のために……?
真相はあなたの目でお確かめください。
今回はなんか平和で夢…続きを読む - ★★★ Excellent!!!藤枝梅安
わたしの持論。
レビューコメントでネタバレは言語道断。
しかし、
敬愛するカヌレ様のレビュコメ。
うん。
この作者様なら、許される。
いや、きっと、スタンダードなのだろう。
わたしはハピエン主義者。
以前に、バッドエンドの短編を書き、後に、ヒ〜ッとなりました😵💫💫
居ても立ってもいられず、
その短編を含めた、オムニバス中編を書き、バッドエンドとなった登場人物をギリハピエンくらいに軌道修正した経緯があります👀✏️
このお作品を読んで、
心の中で、何かが折れました💦
ポキっと💦
小さい時見た映画。
『ロボコップ』くらいの衝撃です。
鋏池穏美様。
わたしは、作者様を
『心の藤枝梅安』
そう呼…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ほのぼのSF(すこしふしぎ)と思いきや、とんでもないブラックだった件
……な、なんというものを読まされてしまったんだ!!!
読み終えたあと、読者はきっと衝撃を受けること間違いなし。そんな「凄まじさ」を与えてくる作品でした。
主人公の「慶次」の職業は刑事。最近の世の中ではAIが発達し、刑事はみんなロボット犬を連れて歩くことを義務付けられている。
「わん公」と名付けたロボット犬と歩くが、ロボット犬はいつも彼を「慶次」と呼び捨てにし、「お疲れ様、慶次」と告げてくる。そのせいで「お疲れ様刑事」というあだ名をつけられることに。
お! 今回はなんか平和な感じだな! 藤子・F・不二夫的なほのぼの感のある作品に仕上げたんだな。ジャンルはホラーになってるけ…続きを読む