概要
中学陸上競技「走幅跳」の魅力に取り憑かれた、ひとりの少女の物語。
夏風中学の一年生、戸田つばさは、入部する部活を胃をキリキリさせながら悩んでいた。
走るのは得意。お絵描きも好き。だから、入るのは陸上か、美術か。
幼なじみに手を引かれ、フェンス越しに覗いたグラウンド。
パッと跳んだ少女。
あの一瞬が忘れられない。
跳んだ一瞬、空が見える。
あの青に、私も手を染めたい。
佐藤大翔の代名詞は「陸上競技」です。
絶対に後悔はさせません。
2020カクヨム甲子園最終選考作品「見上げた空は青かった」を大幅に加筆修正した「青」を書き直したものを、直しました。
もはや別物。
あとがき、近況ノートにあります。
こちらもあわせてぜひ。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!宙に向かって「青春」を身に染みて感じる作品
スポーツジャンルの物語は人生初で読みました。
特に何も知識も皆無状態で読み始めたのですが、作中に分かりやすく書かれていたので、理解するのに時間はかかりませんでしたし、読者が置いていかれるなんてことは全くなくて安心して読了出来ました。
それも、一気にルール説明をするのではなく、物語に沿って、徐々に書いてあるので、なかなか読み応えがあります。
主人公の気持ちが痛いほど私は伝わりました。なぜなら、似たような経験が私の身にもあり、その事がリアルに執筆されおり、私が諦めてしまったことを、彼女はめげずに行っている青春ストーリーです。
「対して記録も残さないのに続ける意味無いでしょ」このセリフが…続きを読む - ★★★ Excellent!!!主人公の気持ちがまっくすぐに伝わってくるお話しです
読み始めたとき、私にとって主人公・つばさは遠い存在でした。
私には陸上競技などスポーツの経験もありませんし、つばさのようなまっすぐさも、青春と呼べるような時間を過ごした経験ももない。この物語に共感するのは難しいかもしれない、そんな風に思っていました。
しかし、そんな不安は杞憂で。
読み進めるにつれて、つばさやその周りの人々に惹かれ、物語の世界線に飲み込まれていきました。つばさや先輩、イッセーくんに心を掴まれ、ずるずると感情移入していきました。
つばさが悔しければ悔しい、嬉しければ嬉しい。そんな思いにさせられました。
文章を通して登場人物の感情がまっすぐに心に伝わってくる素晴らしい作品で…続きを読む - ★★★ Excellent!!!アオハルな空と陸上競技が輝くU24杯大賞作品
まずはU24杯の大賞授与、おめでとうございます。
この作品は陸上部の作品なのですが、なんといっても美しさがすごいです。
文字から溢れる色彩や匂いを感じられて非常に良いです。
やっぱりいい記録じゃないと悔しいですし、どんなに苦しくたって部活をやりたいってなります。
そんな中学や高校で部活動をやっていた人ならわかると思うようなことが書かれていたのもとても良かったです。
16話で完結しているのにもある意味があるらしく、その理由を知ってとても驚きました。ここまで考えられているのか。
脱帽、と言いたいところなのですが私には立派な帽子がないので頭皮を剥がしたくなりました。
こちらは本編では書いてい…続きを読む