概要
声なき声をきく。例え、この身が灰になろうとも——。
死者の最期の声をきき、月神の元へ魂を送る「残響師」ノアは、
行方不明になった兄の魂を探し続けていた。
かつて兄の相棒であり、今はノアの上司でもあるルカスは、罪を背負う謎の青年・グレンを半ば強引にチームに引き入れる。
反発し合うノアとグレンだったが、任務を重ねるうちに、少しずつ互いを理解し合っていく。
やがて三人は、凶暴化する魂「影骸」に隠された真実へたどりつく。
しかしある夜、ノアは謎の男たちに誘拐され、影骸が巣食う洞窟へ連れ込まれてしまう。闇の中で「影骸」へと変貌しつつある人々と、絶望に沈む無数の声をノアはきく。自らも影骸に呑まれかけた極限の中、ノアが名を呼んだのはグレンだった。
グレンの背負う罪と正体。そして、兄の魂の居場所。
全ての点が繋がった時、少年と青年の絆が、世界の闇に小さな光を灯していく。
行方不明になった兄の魂を探し続けていた。
かつて兄の相棒であり、今はノアの上司でもあるルカスは、罪を背負う謎の青年・グレンを半ば強引にチームに引き入れる。
反発し合うノアとグレンだったが、任務を重ねるうちに、少しずつ互いを理解し合っていく。
やがて三人は、凶暴化する魂「影骸」に隠された真実へたどりつく。
しかしある夜、ノアは謎の男たちに誘拐され、影骸が巣食う洞窟へ連れ込まれてしまう。闇の中で「影骸」へと変貌しつつある人々と、絶望に沈む無数の声をノアはきく。自らも影骸に呑まれかけた極限の中、ノアが名を呼んだのはグレンだった。
グレンの背負う罪と正体。そして、兄の魂の居場所。
全ての点が繋がった時、少年と青年の絆が、世界の闇に小さな光を灯していく。
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!「まるで涙そのものを、優しく抱きしめているみたいだ」( ;∀;)
ロバート・B・パーカーの言葉に、「やる価値のあることは、やりすぎるだけの価値がある」とあります。
僕らが誰かを愛した時、きっと誰もがその経験があるかと思いますが、自分が考えている以上に「ああ、この人をとても愛してしまっている」と感じる事があると思います。
頭で考えているよりも、状況で判断するよりも、友人の言葉で言われるよりも、僕らは大切な人を、とても深く愛していると思います。
もし、その大切な誰かと二度と会えてなくなってしまったら。
それはとても苦しくて、心がどうにかなってしまうと思います。
さて、本作です。
まずその繊細で透明感のある文章が、とっても素敵だと思いました。
僕は月明…続きを読む - ★★★ Excellent!!!ことばが、光の粒のようだ
ブロマンス、というものがなんなのか、私は長いこと知らなかった。
今は大まかな括りとして理解しているつもりだが、どうやらブロマンスというものは、とても奥が深いようである。
さて、この物語は「ブロマンス」である。
が、それとは関係なく、相変わらず透明感のある、美しい世界が広がっていた。
そこには「想い」があり、悲しみも愛しさも、それでいて力強さも感じることができる。
まず世界観がいい。
残響師という仕事。
その言葉を聞いただけで、胸がドキドキした。
読んでいただければ納得してもらえると思うのだけど、あちこちにキラキラと流れている言葉たちはとてつもなく美しい。
是非、温かい飲み物を傍らに、楽…続きを読む