王道の本格ファンタジー。それ故に、文章表現や言葉のチョイスに覗かせてくる独特のセンスが、より強く際立つ作品です。いい意味で、ややクセの強い味わいを感じました。
ほとんどカクで、ときどきヨムです。 ファンタジーばかり書いてますが本当はSFの人です。 マイ・フェイバリットはジョン・スコルジー。 その他、ウィリアム・ギブス…
二転三転する展開にひきこまれてどんどん読んでしまう〜
往年のファンタジー(国産)を見慣れている身からすると、じつにじつに、心地よい。文章の流れが良い、ということに加えて、単語の選択センスが抜群なのだ。オモシロイ文章というのは、予想を裏切り、期待を裏切ら…続きを読む
作者の作品を2冊ほど読んだことはあるが、それまでの作品とはまるで違うテイスト。いい意味で期待を裏切られた。これだけ簡潔にダークな、しかしストーリーもきちんと構成された内容には驚かされた。
文章の完成度が高く、比喩表現や形容の表現が光る作品でした。それでいて物語も、序盤からいきなりの展開に一気に興味を持っていかれます。掴みとしては素晴らしいとしか言えないでしょう。衝撃の序盤から更に…続きを読む
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