何気なく見ているテレビのワイドショーで報道されている現実。助けてください。助けてください。どれほどのその声なき言葉が我々に届いているのだろうか?それを考えさせられます。
小説とロックバンドが大好きな会社員です。 宜しくお願いします。 好きな小説家 伊藤計劃、村上春樹、円城塔、佐藤友哉、上遠野浩平、京極夏彦、乙一、滝本竜彦、貴…
この作品は、まさに迫真の、ノンフィクションに限りなく近いフィクションである――。そう仮定すると、とても冷静ではいられない気持ちになりました。もちろん僕は、戦争というものを知りません。それでも、こ…続きを読む
紛争、戦災孤児。この国ではニュース越しにしか知ることが出来ない遠くの出来事ではありますが、まだ各地でくすぶり続けている悲劇ではあります。確かに存在する問題を取り上げ、かつ克明に描写した本作は、そ…続きを読む
ニュースでは、海外の戦争については淡々と「死者……名」と伝えられていますが、一つの爆弾が何をもたらすか?子どもや若者のささやかな希望が、いとも簡単に引き裂かれる様子が、息苦しくなるような質感で描写さ…続きを読む
「一人の命を奪うことで得た缶詰、だがこの食料があれば二人の命が繋げるんだ──」この価値観を突きつけられて平然としていられる人はいないでしょう。テーマに、作品に、文章に、非常に魂の篭った作品だと…続きを読む
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