良い意味でですが、非常に重たいお話です。 最近、ネットなどで色々な国を中傷している人たちに、ぜひ読んでもらいたいです。戦争は何時だって、弱い人から全てを奪っていきます。生き残った人は、亡くなった人の分まで幸せにならなければなりません。 特に子供は美味しいものを食べて、いつでも笑っていなければならないのだなと、強く思いました。
紛争、戦災孤児。この国ではニュース越しにしか知ることが出来ない遠くの出来事ではありますが、まだ各地でくすぶり続けている悲劇ではあります。確かに存在する問題を取り上げ、かつ克明に描写した本作は、そ…続きを読む
ニュースでは、海外の戦争については淡々と「死者……名」と伝えられていますが、一つの爆弾が何をもたらすか?子どもや若者のささやかな希望が、いとも簡単に引き裂かれる様子が、息苦しくなるような質感で描写さ…続きを読む
何気なく見ているテレビのワイドショーで報道されている現実。助けてください。助けてください。どれほどのその声なき言葉が我々に届いているのだろうか?それを考えさせられます。
「一人の命を奪うことで得た缶詰、だがこの食料があれば二人の命が繋げるんだ──」この価値観を突きつけられて平然としていられる人はいないでしょう。テーマに、作品に、文章に、非常に魂の篭った作品だと…続きを読む
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