死者に安らぎすら失われた時代。ナイーブな筆致で語られる煉獄にて今日も死者は労働に勤しむ。サラッと読める傑作です。
小説とロックバンドが大好きな会社員です。 宜しくお願いします。 好きな小説家 伊藤計劃、村上春樹、円城塔、佐藤友哉、上遠野浩平、京極夏彦、乙一、滝本竜彦、貴…
生者の為に死者が働くという世界。語り口も軽快で読みやすくスルスル読める。惜しむらくは、この世界観でのお話の続きが読みたいと感じてしまったので☆2つ捧げます。
死者の魂をデータとして残して死後も働かせることで労働者不足を補うという、ディストピア感が半端ない世界観が最高でした!死者という意味のDEADにDigital Employment After De…続きを読む
死者までをリソースとして使い倒す未来。その先に待つ死者たちの反逆の灯火……。なかなか考えさせられる世界観でした。主人公のその後の行動に想いを馳せずにはいられません。
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