夢と現(うつつ)の狭間で、少女は自分の物語を紡ぎ出す。

 『今いる自分は世界も含めてほんの少し前に創られたものじゃないのか?』
 少女がいだくささいな疑問、違和感は少しづつ凝り固まり、やがて形を成していく。
 そんなときに現れる謎の男。
 彼が投げかける問いや言葉は少しずつ少女の日常、世界を侵食していく。
 自らを上条と名乗る男の目的は?
 様々な書籍や児童文学、映像作品に精通した作者が描くSFジュブナイル。

「さあ、物語を始めよう」

その他のおすすめレビュー

星村哲生さんの他のおすすめレビュー480