あさひ色TOPIC

作者 奈名瀬朋也

220

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★★★ Excellent!!!

恋愛ものと聞いて、パッと想像する作品とは趣が異なります。

私見かもしれませんが、多くの恋愛ものは、まず恋に落ちる事ありきで物語が展開するのが一般的かと思います。
ですが本作は、明確に浅緋の恋愛感情が描写される場面が驚くほどに少ない。
それどころか、トキ君が登場しない回すらあります。
でありながら、間違いなく"愛の物語"であると断言できるのが本作の特徴でしょう。

これは一人の、不器用で、口下手で、意地っ張りで、しかし大人になりきれない少女の成長を描いた物語。
時に隣人であり、時に兄であり、時に父のようですらあった彼がしてくれた、ひとつひとつの事の意味に気づいていく物語。

突然始まった家族という関係に始まり、成長とともに彼の優しさに気づき、信頼し、憧れを経て、愛に至る物語。

そもそも愛の根底には、相手を理解し、敬う姿勢があるものです。
愛を育むとは、本来こういう事なのかもしれません。

★★★ Excellent!!!

 2話分まで読ませて頂きました。こんなにも読みやすく、想像しやすい描写の方法があったなんて。その方法を忘れていただけだと言ってしまえばそれで終わりかもしれないのですが、それほど、作者様の作中での描写は自然な上分かりやすく、そして退屈しないどころか気がつけば夢中になっている、素敵な描写力を持っていらっしゃいます。続きを楽しみにされていらっしゃる方の気持ちがとてもよく分かりました。
 そしてトキに対しての、「うっざ!」。この言葉に、幼い頃に似たようなことを男の子に言ってしまった記憶を思い出しました。嫌いで言っていたわけではないのですが、何だか、感情移入して読ませていただきました。

★★★ Excellent!!!

一人の少女の成長を追いながら、繰り広げられる恋愛小説。
甘いラブコメと言うよりかは、青春ならではのもどかしさ等が描かれている青春小説に近いかと感じています。

作中で必見なのは料理の描写だと感じています。お腹が空いている時や深夜に読むのは飯テロで堪えること間違いありません!(褒め言葉

恋愛小説が好きな人、青春小説が好きな人には是非とも読んでもらいたい作品です。

★★★ Excellent!!!

最新話(オムライスとケチャップ2)まで拝読しました。
まず最初に、作品の傾向を考察してみますと、一般的なラブコメ系ラノベとはかなり趣が異なるお話です。
あらすじ部分で、「朝ドラ」が比較対象に挙げられていますが、まさにそういったテイストが強く、一般文芸の青春小説に近い印象を持ちました。

内容に関しては、ヒロインたる浅緋という女の子の成長を、劇中における時間の流れを通じて、ひたすら追い掛けていくというもの。
何より特徴的なのは、所々に鏤められた作者さんのこだわりが伝わる各種の描写でしょう。
心象描写は機微の変化が極めて自然に、それでいて優しく描かれ、情景描写は一つひとつの事物がひたすら丁寧に積み重ねられて、澄んだ空気感を演出しています。

地の文による作中の雰囲気作りや独特な間合いの取り方は、会話文のやり取りを中心としたラブコメに慣れた人には、やや面食らうかもしれません――が、同時に他であまり見掛けない独自性であり、作風は「緩い」のに、ある側面ではとても「尖っている」という、不思議な二律背反を一つのストーリーで引き受けている作品でもあります。
また、独特な作風と言っても、決して読み難いわけではなく、むしろスイスイと目で追えるテキストは非常に軽快です。

年の差カップルの浅緋とトキの関係性も含め、全体に爽やかなイメージが漂う物語ですので、男性のみならず女性でも楽しめる作品ではないでしょうか。

★★★ Excellent!!!

まだ途中までしか読めてませんが、とても読みやすい作品だと思います!
小学生の高学年という少し大人ぶりたい年頃だけど、やはりまだまだ子供っぽさがあってそこがまた可愛くてニコっとしてしまいました。トキの女性に慣れていない感じも初々しくて良かったです!

あとアリの観察が懐かしくて自分も昔したな~ってなりました(^-^)

一章のみしか読めてませんがこの続きも必ず読もうと思います!

★★★ Excellent!!!

登場人物や空間、場面をイメージしやすい丁寧な描写が多く読みやすかったです。

良かれと思ったことが裏目に出たり、適度な山なし谷なし感が、登場人物たちの人間臭さやこの作品自体のリアリティを感じさせます。

夏じゃないのに、読めば夏を味わえる。それもただの夏じゃなくて、貴重で素敵なものを感じられるそんな作品です。

★★★ Excellent!!!

あさひは小学生のときから始まり段々と大人になっていくのだが、不器用ながら進む姿がしっかりと描かれていた。

文章全体が夏を舞台にしていることが雰囲気によく現れていて、どことなくノスタルジーを感じた。

夏休みという不思議な時間が人を成長させるのかもしれない。

★★ Very Good!!

オムライス小説。あさひちゃんの成長に焦点を合わせているので作中の時間経過が何年にも及ぶのですが、語られるエピソードは夏に限定されているのが特徴的です。一本のラインではなく、夏だけが断続的に語られる。青い空に入道雲、庭に面した大きな開口部のある日本家屋。日本人なら不思議と持っている「夏休みに帰省する田舎」の心象風景。そういったノスタルジーへの強いこだわりが感じられます。

★★★ Excellent!!!

心の交流に焦点をしぼった作品。

キャラクターの成長を追いつつもエピソードを夏で統一しており、ジリジリと肌を焼く陽や閉鎖的な「家」に籠った熱気が漂う。
丁寧な文体で綴られるのは前時代的ノスタルジック。

ドラマチックとは程遠いかもしれない。あっと驚く展開はないかもしれない。
けれど、たしかな平穏がここにある。
ページをめくれば「そんなこともあったね」と、笑える夏がここにある。

★★★ Excellent!!!

まさに朝ドラ風味な心温まる作品。
浅緋のツンケンした言葉の中に感じる優しさにキュンとししたり、成長していく中でトキから与えられる言葉につい浅緋と一緒にドキドキしたり…
読み進める毎に面白さが増していき、ついつい一気に読み進めてしまいました。

想像して思わず出てくるものと同じものが食べたくなるようなおいしそうな料理描写に少し懐かしさを感じられる夏休みの一コマ、作者がひとりひとりに愛着があるであろうことがわかる登場人物の個性、その全てが温かくこの作品の魅力。
そして章の区切りが良いのでとても読みやすい作品でした。
今後の展開を期待しつつ待ちます。

★★★ Excellent!!!

普段恋愛小説をあまり読まない僕のような人間にも優しい作品だと思います。筆致は丁寧だし、描写も丁寧だし、何よりメインの登場人物二人の関係性が本当に丁寧。

すれ違いから始まる二人の歯車が、少しずつ、少しずつ噛み合っていくような、そんな印象を受けました。

料理がすごく美味しそう!とか、いろんな褒めたいポイントもあるのですが、メインのストーリーの筋がすごく綺麗すぎて、それどころじゃなくなりました。

恋愛が丁寧に描かれているということは、それだけ人間が丁寧に描かれているということ。キャラクターひとりひとりに愛着も湧くし、先のストーリーも気になる。

これからも、少しずつ噛み締めるように読んでいきたい。そう思える作品です。

★★★ Excellent!!!

言いたいことはひとこと紹介に尽きるんですが、浅緋が子供から大人への階段を登っていく過程で考えること、手に入れ、また動く感情が美しい文章、良いテンポで描かれています。
何の変哲もない、強いて言えば、人より少しだけ複雑な家庭環境が舞台となり、『感情』だけを武器にして物語を進めながら、強く読者の印象に残る……こういう作品が私は大好きです。
同じカテゴリで書いていることもあってこれまで見ることがなかった自分を、今とても悔やんでいます。素晴らしい作品です。

※あたしが決めたこと(1)まで読みました。続きが気になりすぎます。

★★★ Excellent!!!


率直におもしろかったです!
続きが待ち遠しいです(><)
感情表現が上手にできなかった浅緋ちゃんが
徐々に自分を出していく様子がたまらなく好きです(*´-`*)
あたたかい気持ちになりました
トキくんみたいなお兄ちゃん素敵ですよね...
あのふわふわオムライス是非とも食べたいです!てか習得したい!笑

高校生編では浅緋ちゃんが小学生の時には想像がつかないくらいお姉さんになりましたね(*´`)
感動でした

あまり書いちゃうとネタバレが凄まじいのでここらへんで...笑

どんな風に浅緋ちゃんがお姉さんになっていっているのか
どんなオムライスが出てくるのかは
ぜひ「あさひ色TOPIC」を読んでください!
オススメです(*´-`*)

★★★ Excellent!!!

ある日歳の離れた少女を預かることになった。ほんの少しずつ、互いを知り、交流していく……見えない絆の名を、二人はまだ知らない。
描写にない風鈴や、まぶしい未舗装の道すら目に浮かんでくる表現力。肌寒い3月の部屋にいながら、心は夏模様に染まっていく。
緻密な描写、幼さ故の心の揺れ、そして――。
気づけば、あなたも目が離せなくなっているはず。

★★★ Excellent!!!

小学生編まで読了させていただきました。
主役である二人の関係性がとても可愛らしく、温かい気持ちになれる作品でした。無愛想でツンデレ気味な浅緋ちゃんの可愛らしさを、トキの人の良さが上手く引き出してくれています。また、日常の描写が非常に丁寧で、二人のいる風景を鮮明に思い浮かべる事が出来ました(特に料理のシーンなどお腹が空きます。トキの作ったオムライスが食べたい……)。
この先、二人がどんな物語を見せてくれるのか……楽しみに読み進めていこうと思っております。

★★★ Excellent!!!

中学編まで読み終えました。これから高校編です。もうすぐ19歳のところまできちゃうよ。どうするの、浅緋ちゃんの恋模様が綺麗に彩られていくよ!? もう読んでるだけで「はわわわ~」となって、言葉にできないです。
小さくて大きな一つの恋。夏の熱で心に焼き付いてきます。

★★★ Excellent!!!

小学五年生という多感な時期に年上の男性と同居することになった浅緋の、さらに多感な中学生、高校生時代までをもじっくりと描く。
スローペースで進んでいく物語のなかにちらちらと見え隠れする思春期の心。作者が何を描きたいのかはっきりと伝わってくる。
あらすじには「十九歳になるまでを描く」とある。現時点では高校生までだが、今後どのように展開していくのか気になるところだ。

★★ Very Good!!

一人娘(高校生)にどう関わっていいのか。少し不器用な父親の話。

そう錯覚させられるのが、第一印象。
小学生と大学生という設定(小学生編)を忘れてしまいそうになる。

読み進めていくと、あさひちゃんの年齢相応(?)らしさが見え隠れする。そこが可愛かったり。
お父さん……違った。トキと打ち解け合うものを言葉で表そうとすると、こうなった。“ほどける。とける。それはじわりと。”
心を無理に成長せざるを得ない状況に育ったのだろう。そう感じながらあさひちゃんの背景を考えてしまう。

トキの心の描写がもっとぐっと踏み込めてれば、更に潜れそうな作品。
意図があってかないのか……少なくとも個人的に「トキが感じたこと」が欲しいところに無かったりした。そこ、無茶苦茶知りたいのに流れたぁあああ……という感じがちょこちょこと。

やっと小学生編を読み終えたのだが、ページが区切られているので読んでいて楽。
続きが楽しみでございます。

★★★ Excellent!!!

登場人物の台詞、仕草、思考。そういったものから彼ら彼女らの感情が次々とにじみ出てきて、自然に口角が上がる。

歳の離れたふたりの純愛もの。王道だからこそ、安心してほっこりできる。そして二人の感情に引き込まれる。
ゆったり座ってお茶を飲みながら、しかし一気に読み進めてしまう。そんなお話。

さてさて二人はどうなるやら?
続きを心待ちにしつつ、「自分も書いてみようかな」と思わせてくれる、素敵な作品。

うーんしかし、私もこんな夏休みを送りたかったぞ……

以下、2016年3月22日更新分
一気に読了された方も、少しずつ読み進められた方も、もう一度初めから読み返すことをお勧めしたい(言われるまでもなく、そうなさっている方もいらっしゃるとは思うけれども)
アルバムをめくって過ぎた日々を思い返すような、そんな気持ちになれる、と思う。

……そして登場する女の子が皆可愛い。

★★★ Excellent!!!

昔は女の子も普通に虫に触れたんだけどなぁ、、と昔を少し思い出した。

トキと浅緋の微妙な距離間が今後どう動くのか
トキサイドの新キャラは出てくるのか
その辺考えながら次を待ちます。
ふんわりした世界観は個人的に好みなのでこの感じで続くのなら喜ばしい限りです。


お兄ちゃんは有情破顔拳使えるのかな?

★★★ Excellent!!!

これは、ひとりの少女の変化と成長が描かれた物語です。

ともすれば日常の一言で割り切られてしまいそうな出来事。
だけれどそれを、等身大で、しかし心を揺さぶる真摯な言葉で描き出す作者には脱帽するしかありません。

色んな人々と出逢い、理解を深め変り、成長していくヒロインの姿は清々しく、切なくなるほど愛おしい。

人間関係の機微を、しっかりとした言の葉で描いた傑作。

カクヨム界きっての朝ドラ枠、みなさん是非ともご覧ください。