心に名前のない影がある人におすすめしたい作品

静かで、すっと入ってくるお話でした。
話としては、主人公の心の中の薄暗さが魚影として表現されているのかな、と読めました。
廃墟の探検って、底知れぬ恐怖と引き換えに、何か惹きつけられるものがありますよね。見ちゃいけないもの見たさというか。
もしかしたら、この主人公は自分の中にある暗さと同質なものを廃墟の中に見出したんでしょうかね。
読ませていただき、ありがとうございました。この作品みたく、作者の持っているものをちゃんとぶつけられているような作品は大好物です!

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