目的は竜の開腹手術。かつてない試みに、各分野の異端や腕利きが集められる

王国と契約した古代竜が腫瘍に侵された。救うためには腹を開いて腫瘍を取り除くしかない。しかし、どうやって?
竜の魔法防御を突破するための再現不可能魔法の復活。それに耐えうるメスとしてのミスリル銀の剣の発注。それを扱える達人のスカウト。宮廷魔術師ヅッソは、奔走して人や道具をかき集め始める。
世界設定が豊かな広がりを見せ、様々な分野の人間が現れ、多様な背景を持つ彼らがどんなドラマを繰り広げるのか、この先が楽しみでならない。
まだ序盤ながら、期待は膨らむばかりである。

※「8.廃村」まで読んでのレビューです。

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