読了しました。主人公の青年の一途な片想い。届きそうで届かない大人の恋愛ストーリー。余韻を残すような幕切れで秀逸だと思います。繊細な描写が美しい作品。オススメです。
大阪府堺市出身。 ライトノベルは買った事がない。 むしろ純文学が好きだけど、特に好きな作家はいない。文学は新しく生み出すものだと思っている。 カート・コバーン…
恋するに値する女性を見つけただけでも幸運な話なのに、その彼女の心を射止められた物語りなのだから、読む人にとっても忘れられない作品になることは間違いない。
4つ年上の彼女のために、彼は、少しだけ背伸びをして、柔らかな絵を描く彼女のために、優しくなろうと心を砕いて、愛してやまない彼女のために、いつもそばにいたいと願う。イラスト、植物、食べ物、飲み…続きを読む
物語は現在の1月の冒頭から始まって、3年前の12月。『僕』と片思いの相手フミとの出会うころに続いていく。 ゆっくりと積み重なる二人の時間。 距離を詰めたくてもフミには想い人が――――そう思って…続きを読む
ドキュメントでないものを文字で表現する時、言い方が悪いがもの書きは「嘘」を如何に上手につくか、でセンスを問われる。最近流行のラノベなどは「さすがにそんなの現実ではないだろう」というものを開き直って…続きを読む
もっと見る