読了しました。主人公の青年の一途な片想い。届きそうで届かない大人の恋愛ストーリー。余韻を残すような幕切れで秀逸だと思います。繊細な描写が美しい作品。オススメです。
大阪府堺市出身。 ライトノベルは買った事がない。 むしろ純文学が好きだけど、特に好きな作家はいない。文学は新しく生み出すものだと思っている。 カート・コバーン…
恋するに値する女性を見つけただけでも幸運な話なのに、その彼女の心を射止められた物語りなのだから、読む人にとっても忘れられない作品になることは間違いない。
4つ年上の彼女のために、彼は、少しだけ背伸びをして、柔らかな絵を描く彼女のために、優しくなろうと心を砕いて、愛してやまない彼女のために、いつもそばにいたいと願う。イラスト、植物、食べ物、飲み…続きを読む
まず、私は恋愛小説というものをこの作品で初めて最後まで読みました。なので、普段あまり恋愛小説を読まない者の感想として、捉えて頂ければ幸いです。特筆すべきは主人公の弱さです。正直に申し上げるなら…続きを読む
語り手である橘くんに興味を持ちました。恋人のフミや、まわりのことばかりを気にしていて、あっちにふらふら、こっちにふらふら。勝手に怒って傷付いて、見ているこっちが疲れてしまいます。でも、そんな橘くん…続きを読む
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