主人公とヒロインの互いを想う純粋さも、世界観も美しい作品だと思います。人が人を想う美しさ、それゆえの悲しみや乗り越えようとする強さが、どのエピソードでも胸を打ちました。
基本怠け者のライトノベル書き。 男装少女×溺愛水神の和風ファンタジー「溺れる神の愛し方 生贄の巫女は白き水に溺れる」(一迅社アイリス文庫)が発売中です。 …
人が死ぬと、星が落ちる。落ちた星は石になる。いのちの名残であり星である石は、帰ってくる。故人が最も「帰りたい」と望んだ人のそばへと。星詠みの巫女は、落ちゆく星の声を聞き分ける。巫女は一人、…続きを読む
死んだ人の魂が星になって落ちてくる世界。〈星詠みの巫女〉であるシャートは、その星を見つけるのが仕事。彼女に出来るのは、星の声を聞くことだけで、死を予言することも、防ぐことも出来ない。 一話完結形…続きを読む
手頃な短編連作。全体の分量も多すぎずすくなすぎずで、ふと読んでみようと思いました。肩の力を抜いてラフな気持ちで読みはじめたのですが、いつのまにかはまって、そのまま読了。様々な生と死への態度を見…続きを読む
しみじみと余韻に浸れる素敵な作品でした。短編エピソードを展開しながら、星詠みの巫女と主人公とを巡る一つの物語として上手く纏めてあります。死と向き合うというのは簡単にできることではないけれど、登場…続きを読む
もっと見る