少年に託された仕事は、塔に住む巫女の遊び相手になること

手頃な短編連作。全体の分量も多すぎずすくなすぎずで、ふと読んでみようと思いました。
肩の力を抜いてラフな気持ちで読みはじめたのですが、いつのまにかはまって、そのまま読了。

様々な生と死への態度を見つめながら、わたしもシャートたちと島を歩きまわったような気持ちになりました。罪人の話が特にお気に入りです。

改めてプロローグを見直して、アルコルの問いかけにハッとなりました。
その疑問を抱いたアルコルだからこそ、シャートと巡り会えたんですね。

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