望郷の念を抱かせるジュブナイル。
- ★★ Very Good!!
(第一章までの感想となります)
幼い頃、誰しも探検ごっこをしたことがあると思うが、そういった意味では読者は主人公達に感情移入できると思う。
過去を共有した三人、そして一人の少女が思い出の場所である森へと向かうところは、ある種の懐かしさを覚えてしまった。
そして一章の後半、物語は動き出す。
自分だけが持つ特別な力に気づいた主人公、そして彼の姉である美滝の存在、ジオイルなる会社、異科学の存在――。
気になる人は二章を読めっ。(自分もですが)