概要
🌱花の町の新名物は、まさかの魚⁉ 小学生コンビの”たね”さがし大作戦!
🌱 町の当たり前を、子どもの言葉で宝ものに変える物語! 🐟✨
花と野菜で知られる町に住む小学六年生の花守すずは、観光高校に通う姉・ひまりから、町歩きアプリ「タネマル」を見せられる。案内役は、くまの頭に双葉が生えたマスコット・くまっタネ。アプリには花、直売所、カフェ、食べ歩きコースが並び、いつもの町が少しだけ冒険の地図みたいに見えた。
ところが、今年の新しい目玉はまさかの「魚」だった。花の町なのに、魚。しかも海のない町で育てられた魚だ。すずは違和感を覚えるが、同級生の榊原理久はイベント地図やアプリの表示を見て「魚の会場、人が流れないと思う」と指摘する。魚が悪いのではなく、見せ方が弱いのだ。
小学生モニターとして魚の現場を訪れたすずと理久は、水の中で銀色に光る魚を見て、思ったよりきれいだと
花と野菜で知られる町に住む小学六年生の花守すずは、観光高校に通う姉・ひまりから、町歩きアプリ「タネマル」を見せられる。案内役は、くまの頭に双葉が生えたマスコット・くまっタネ。アプリには花、直売所、カフェ、食べ歩きコースが並び、いつもの町が少しだけ冒険の地図みたいに見えた。
ところが、今年の新しい目玉はまさかの「魚」だった。花の町なのに、魚。しかも海のない町で育てられた魚だ。すずは違和感を覚えるが、同級生の榊原理久はイベント地図やアプリの表示を見て「魚の会場、人が流れないと思う」と指摘する。魚が悪いのではなく、見せ方が弱いのだ。
小学生モニターとして魚の現場を訪れたすずと理久は、水の中で銀色に光る魚を見て、思ったよりきれいだと
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!小学生の女の子が、町おこしに真面目に向かい合う、楽しい物語
タネマルとは────、まだ知られていない「町の種」、観光名所やカフェスポットなどを探す、町歩きアプリ。
主人公、小学生の女の子、すずは、花の観光コースや、食べ歩きコースの影に隠れた、「地元ブランドの魚コース」に、ひっかかってしまってしょうがない。
海も港もない。
この町は、花の町として有名。
それなのに、なんで、あえて魚……。
街歩きアプリに姉がかかわっている事もあり、なんとか、「魚コース」を、もっと見栄えよく、人気が出るようにできないか……。
等身大の小学生の女の子が、町おこしに奮闘する! 話になるはず。(まだ物語は途中なので)
つばさ文庫応募作品なので、小学生が読者として想定されていま…続きを読む - ★★★ Excellent!!!町の当たり前を、子どもの言葉で宝ものに変える物語!
本作は、徹底して計算された読みやすさの裏に、「現代社会のシステムへの批評」と「ロジカルな問題解決の快感」を秘めた、知的な児童文学です。
この作品は単なる健康的でお利口な町おこしボランティアではありません。物語の核心は、SNSや評価サイトの縮図であるアプリ「タネマル」の残酷なアルゴリズム――「人気があるものがさらに優遇され、地味な本物は下に埋もれていく不条理」を見抜く、少年少女の鋭い視線にあります。
家での姿と外でのプロの顔のギャップが魅力的な姉、そしてデータを図で考える分析型の同級生・理久という配置も秀逸で、「戦略やロジックへの強いこだわり」が光ります。
主人公のすずは、現状の「お手伝い係」…続きを読む