発想がとても自由で、積むことと掘ることを人生や創作に重ねているのが印象的でした。迷い、飽き、寄り道を肯定しながら進んでいく語り口に、静かな前向きさを感じます。最後のユーモアも効いていて、読み終えたあとに少し肩の力が抜ける一編だと思いました。
全体の語り口やモチーフ(「積む」「掘る」「マグマ」「ゾンビ」「クリーパー」など)から、最初は、あのゲームなんだなぁと思いました。(違かったらごめんなさい。)ただ、面白いのは、単純なゲームの描写ではなく、「創作」「人生」「試行錯誤」「孤独」「偶然の出会い」といったテーマとゲームの世界観が自然に重なっているところだと私は思いました。ゲームの中での行動が、まるで哲学的な探求や自己表現の象徴のように描かれているあたり、ユニークで面白いと、個人的には思いました。
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