知性に浸る傑作ボーイミーツガール

『第12話雨音ノイズキャンセリング』まで拝読し、レビューいたします。

『シュレーディンガーは未来を詠んだ』は貧困地域に暮らす孤独な天才女子高生『湊川凪』との出会いを描く、理系青春ドラマです。


本作の素晴らしい所は天才女子高生『湊川凪』が作中において“天才役”ではなく、しっかりと孤独な天才として存在し、葛藤する点にあります。

スクールカースト、貧困⋯日常に潜む
多くの問題に晒される『天才女子高生 凪』を『理系少年 朔』の視点を中心にして非常に丁寧に描いています。

少女が少年と出会うことで少しづつ変わろうとする姿は微笑ましく、愛らしい。
そして現在最新となる12話では非常に魅力的な引き⋯


知的な青春劇を望まれるのであれば、島アルテ様作『シュレーディンガーは未来を詠んだ』を強くお勧めいたします。

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