概要
見えない堤は、人のあいだに築かれる。
線状降水帯が迫る海辺の政令市・羽鳩市。危機管理課に“港の夜警”を名乗る差出人から、なぜか現場にぴたりと合う手描きの避難図が届く。防災気象情報士・早瀬綾芽は、地下街の管理担当、消防、配車オペ、堤を見張る古老、そして機械の唸りを聴く少女と手をつなぎ、図の真意を追う。逆流する潮、止まらない雨、迷う判断。誰が、どうやって人を動かしているのか——見えない連携(雨路)の正体に触れたとき、街は静かに救われ、綾芽は母の“未送信の言葉”にたどり着く。
壊さずに段取りで整える、胸に残る現場系ミステリー。
壊さずに段取りで整える、胸に残る現場系ミステリー。
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