頭脳明晰な作者です。短歌の中に暗号を嵌め込む作業は、大変な労力だったと思いますが、ミステリーに出て来る、ダイイングメッセージを解いていくような、ワクワクドキドキ感がありました。丁寧な種明かしがありますので、短歌を学べると同時に、暗号自体の勉強にもなります。お勧めです。是非謎解きに挑戦してみてください。
和歌に暗号を散りばめると言うのは、いろは唄の"とかなくてしす"のように、昔から使われた手法なのかもしれません。それを現代風にしてくださいました。短歌としてももちろん面白いのですがそこに謎解きのエッセンスが入ってくると、本当に面白い。 この面白さ、皆様にも体感していただきたいです。
ネタバレにチェックを入れてこれは◯◯という暗号で！それを見事に使いこなして作られている！作者さまの知識と技術に脱帽！と、いうのも憚られるのでぜひ皆さんも第一話でうーん……と頭をひねってから解答編へなるほど、すごいと感心できます！
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