【異世界警察/時給1350円】舞矢とジャクセル、最悪の出会い

武器の声を聞く少女と、孤独なワーウルフ刑事――🧑‍✈️🪄

この作品は、制服ディズニーの資金欲しさにバイトを探していた不登校JK・舞矢が、うっかり応募してしまった“異世界警察署”の刑事課に配属されるところから始まります📖✨

朱先生の筆致は、テンポがよく、シリアスな事件とコミカルな掛け合いが絶妙に交差する構成が魅力です🎭💥

最悪の出会いから始まる、心が温かくなる異世界バディアクションをぜひ体験してください🐺🌟

千葉県のネズミの国に行くためのお金欲しさにＪＫが危険な警察官のバイトを始める話です。
しかもバイト先は異世界。銃剣も日常的に使う世界。そこで、ワーウルフのバディになるよう、上司からの命令が下ります。

普通の女子高生に、しかも異世界の、イヤ日本の法律と異なるから、異世界だからこそＪＫでもアルバイト警察官が務まるのか？　しかし、敢えて人間のバディをワーウルフに付けたのには理由があるようで、ワーウルフにも深い過去が……それはご自身で確かめてください。

警察が市警制であるとか、 24分署という表現からも連想できるように、ハリウッド映画を意識されている粋な言い回しが登場します。

【第13話読了時…続きを読む

ジングルベルの鳴り響く聖夜、たった一日の思い出作りのための五万円を得るため、死にたがりの男とバディを組む……。
定時は17時、時給は危険手当込みで1350円、開始4分でもう辞めたい――。

始まりはなんともまぁ、ありきたりな雰囲気の異世界転移のチートスキルものかと思われましたが、こりゃどうしたことか、ばっちりしっかりハードボイルドなバディものの雰囲気を感じるではありませんか。
この手のバディものは主人公格の二人が面白いのは当然なのですが、その周りを固めるサブキャラもいい味してますねぇ。
上司役のスライムさん、なかなかのできた大人の上司です。
組織内政治も上手なタイプでしょうね。

魅力的なキ…続きを読む

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（145文字）

ひきこもりの女子高生が異世界の警察官になるという、斬新な設定が魅力的な作品！
「不器用で人との関わりを避けてきた主人公」と「死を望む優秀な相棒」という対照的な二人の関係性が面白いです。
最初は反発している二人がジャクセルの悲しみを舞矢が理解していく過程は人間ドラマを感じます。
コミカルな異世界設定の中に、登場人物たちの繊細な心の動きを描き、成長していく様がみれる物語だと感じました。

「異世界バイト×警察もの×バディ刑事ドラマ」という組み合わせが新鮮で、かつ王道の面白さをしっかり押さえています。
日常から非日常へのジャンプ、キャラクター同士のズレと化学反応、シリアスとユーモアの緩急。ここまでの3話で既に物語の基盤が固まり、「この二人がどう相棒になっていくのか」を強烈に読みたくさせる展開でした。

文章が整っていて、とても読みやすい作品です。
異世界の警察が求人広告していたため、応募をしたら殺人課に配属されたという
発想が面白い。
殺人課でバディを組まされたバディとの関係も、
この先どうなっていくのか興味を引かれます。

【名作！！！の予感】アニメ化されてほしい異世界作品です。通常の異世界作品とは、違うと、私個人的に思います。
ただし、2025/8/8では、まだ4話です。早く続きが読みたいものです。
アニメ化されたら、大ヒットする予感がしてます。
読みやすい、コミカル、構成がしっかりしてそう、私は期待しているお勧めの作品です。
皆さまで応援して、続きを書いてもらいましょう！(*´ω｀*)