概要
だからおれは、ごめんなさいをしなければならない
荒廃の龍
それは南より現れ、すべてを焼き滅ぼした
誰もそれに抗えなかった
誰もが諦め、膝をつき、地に伏した
ただひとりを除いて
抗龍の剣を携え
火除けの装束をまとい
人でありながらただひとり、龍に立ち向かった
人はそれに神を見出し
あるいは兆しを見出し
請い、願った
どうかお助けくださいと
御使にあらざれば、神たる炎
彼の者は、しかし記されざるもの
その名を、ミュザという――
―――――
拙著“シェラドゥルーガは、生きている”をはじめとする、コルカノ大陸シリーズの根幹となるおはなしです。
それは南より現れ、すべてを焼き滅ぼした
誰もそれに抗えなかった
誰もが諦め、膝をつき、地に伏した
ただひとりを除いて
抗龍の剣を携え
火除けの装束をまとい
人でありながらただひとり、龍に立ち向かった
人はそれに神を見出し
あるいは兆しを見出し
請い、願った
どうかお助けくださいと
御使にあらざれば、神たる炎
彼の者は、しかし記されざるもの
その名を、ミュザという――
―――――
拙著“シェラドゥルーガは、生きている”をはじめとする、コルカノ大陸シリーズの根幹となるおはなしです。
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