「カクヨム甲子園2025」へのご応募ありがとうございます。そして、中間選考通過おめでとうございます。ドラマを見ているような、美しい短編でした。読者の心を動かす文章が書ける方だと思います。これからも創作活動を楽しみながら、素敵な作品を書き続けてください。
祖母の葬式の帰り道に泣けないことを考える主人公。頭によぎるのは『感情出力AI』という本人に変わって、その場に相応しい感情を出力してくれるAIの存在だった……。目的と手段の入れ替わりと、人間の生活を豊かにするためのAIが持つ存在意義。物語を通して、AIに対しての付き合い方を考えてしまうような。少し皮肉的にも受け取れる展開や表現が魅力的でした。AIが身近になった今だからこそ、読みたくなる、読んでほしい一作です!素晴らしい作品をありがとうございました。
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