【 完結 】風の街の相談術師　擦り切れた限界社畜のわたしには、爽やかでチャラいご主人さまの甘やかしが効きすぎる

ブラック企業のクレーム窓口で、毎日「すみません」を繰り返していたモナ。
ある日気がつくと、見知らぬ場所で奴隷オークションにかけられていた！？

青すぎる空。みんな外人。
スマホのカメラを探して大はしゃぎするモナに、場内の空気はドン引き。
競売の値はどんどん下がっていく……！

そんな彼女を〈50〉で買ったのは、風の街オルマナで麺屋を営むチャラい青年・ゼフィル。
魔法もチートも付与されない中、モナが唯一発揮できたスキル、それは……

〈〈　日本人力　〉〉！

掃除・気配り・笑顔・「すみません」！

怒られる前にやる。
言われる前に手を回す。
先読み・先回りが社畜の基本ッ！

そんな悲しき現代社畜の習性が、なぜか異世界で役に立ちまくり──？？


「モナちゃん、掃除のプロ？」


……ちがうちが…続きを読む