5月という新緑の時期にぴったりの、またはゴールデンウィーク中ののびやかな休息にぴったりの、とっても暖かくて味わい深い「小説」です。わたくしは、「エッセイ小説」なのかしらと、拝読して思いました。作者様の実体験なのか、それとも、どこかに空想の翼をはためかせたお散歩か。いずれにせよ、なんとも心地よいものです。ぜひご一読くださいませ。
雲一つない青空を見ると、心がスッと軽くなる。一歩外へ踏み出してみたくなる。そこで出会った感覚をただ素直に感じてみる。普段見えなかった小さな出来事にもしかしたら気づくかもしれない。いつも自分だけに向いていた忙しい日常を外に向けてみる。そんな一瞬一瞬を切り取ったような、素敵な小説です。
1話完結で読みやすく丁寧な文章。温かみの感じる作品でした☺
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