自然に文章中に織り込まれた言葉が、たった数十秒後には静かで大きな恐怖の波として襲ってきます。「ひなまつり」あるいは「トリの降臨」などという言葉を、まさかここまで恐ろしいと感じる日がやってくるとは……。皆様もこの作品を読んで「トリの降臨」やひなまつり後に「ヒナコ」さんと名乗るようになった知人には注意しましょう‼︎おや、私は誰かですって……?
タイトルからも感じられる冷徹な雰囲気が、かくも沁みわたる恐怖になるとは……。あなたも「マッ」られてしまうかも……?
日本は言霊の国。音自体に意味があります。その証拠に、大和言葉は文字のない言語でした。あ、釈迦に説法でしたね。失礼しました。本作によると、どうやら「ひなまつり」にも色々あるようで――――ねえ……高知の神社って、ドコ!?
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