概要
台湾に生きる、日本の死人
*2026年5月15日現在、過去アップしたものを再編集中です。
「日僑」とは、日本から移住した人々の事。
日本の台湾統治が始まって以来、現代に至るまで、無数の日僑が台湾で生活をしてきました。
その多くの人々が、台湾の現地文化と親しみ、争いながら、生活し、そして死んできました。
「鬼」とは、幽霊や妖怪等、不思議な存在のこと。
台湾の人々は、いつでも死者に向かって祈り続けています。
ファンタジー世界の定型的存在になってしまった日本の幽霊と違い、台湾の鬼はいつでもすぐ近くにいて、「活き活き」と動き続けています。
台湾に移住し、現代の「日僑」となった筆者は、台湾の鬼故事(怪談)に魅せられ、ことある度にそういった話を収集するようになります。
その中で、この異教で死んだ多くの日本人もまた、鬼―
「日僑」とは、日本から移住した人々の事。
日本の台湾統治が始まって以来、現代に至るまで、無数の日僑が台湾で生活をしてきました。
その多くの人々が、台湾の現地文化と親しみ、争いながら、生活し、そして死んできました。
「鬼」とは、幽霊や妖怪等、不思議な存在のこと。
台湾の人々は、いつでも死者に向かって祈り続けています。
ファンタジー世界の定型的存在になってしまった日本の幽霊と違い、台湾の鬼はいつでもすぐ近くにいて、「活き活き」と動き続けています。
台湾に移住し、現代の「日僑」となった筆者は、台湾の鬼故事(怪談)に魅せられ、ことある度にそういった話を収集するようになります。
その中で、この異教で死んだ多くの日本人もまた、鬼―
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!『聊斎志異』や『唐代伝奇集』がお好きな方に、激推ししたい怪談集。
鬼模様、人間模様、さらに台湾の歴史や風俗や信仰・儀式が濃密に絡まりあった、大変面白い作品です。
近年映画やゲームで台湾ホラーが話題作にあがるのをちょくちょく見ますが、この作品が紹介してくれるような、豊かな「怪の文化」があるからこそと納得。
わたしは残念ながら、現代中華圏の小説をあまり目にしないので、縊鬼が現代でも活躍している話に少し感動してしまいました。
(縊鬼は生者にとりついて首を吊らせる鬼、幽霊)
昔の中国を舞台にした作品を書いている日本の作家さんは多いのでそこで目にすることもありますが、現代においても尚も活躍しているのを見るのはこちらの作品が初かと。
語りも秀逸で、解釈によって…続きを読む - ★★★ Excellent!!!台湾異国情緒の中に紛れる死者たちの記録
これは現在、台湾に住んでいる日本人の
作者の長きに渡る異国での生活で見聞き
した、
ちょっと珍しい『台湾怪談』だ。
台湾と言えば、日本とは古くから縁のある
東南アジアの島国で、今でこそ旅行客に
最も人気の高い国の一つである。一方、
台湾怪談について、これほど身近に詳細に
記した本があっただろうかといえば、余り
見た事がない。
台湾人作家が書いた『怪談』は勿論あるが
この作品は、日本人としての作者が感じた
異国の幽霊や怪異に対する 驚き の様な
ものも併せて感じられるだろう。
その分、身近に感じられるのか。
台湾は、言わずと知れた道教の国であり、
趣は違えど日本同様に寺が多いが…続きを読む