遥香が生活の隙間を埋めるために飼ったのは、「よく喋る」正確には、喋るように鳴く、と、パットショップの店員からお墨付きの黒猫だった。遥香は、黒猫に「フウ」と名づけ、世話をする。できる限りの世話をする。しかし、善意と思ってやっていたフウに対してのソレは、予想だにしない結末として遥香に返ってくるのだった。昔の、「世にも奇妙な物語」を見た後のようなザワザワ感がたまらない作品です。ご一読を!!
もっと見る