概要
巡る過去、廻る未来。交差する物語が運命を変える群像劇SF×ファンタジー
※※※
「――“始まり”も“終わり”も、同じ場所にあった。」
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PROLOGUE|前編
『灯台守の姉妹とアカシアの巫女』
PROLOGUE|後編
『宝石の海と訣別の一撃』
(英雄歴3070年/8月)
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〈プロローグのあらすじ〉
舞台は、『緩衝帯遺世界=アスハイロスト』という名の、或る異世界。
海と崖に挟まれた港町、
鯨殻街=ソルトマグナ。
その街に、灯台守の姉妹が暮らしていた。
姉のシアナスと、妹のキロシュタイン。
二人は流れる雲のように、
静かで変わらぬ平穏な日々を過ごしていた。
――そんなある日。
キロシュタインは灯台の灯室に
ぽつんと置かれていた不思議な椅子に座り、
海の
おすすめレビュー
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- ★★★ Excellent!!!作りこまれた世界観。美しく紡がれる魔法のような物語。
本作の持ち味は何と言っても、その圧倒的な情景描写にあります。鯨の遺骸の上に作られた街や千の塔が立ち並ぶ街、そしてそれらの細部に至るまで事細かに描写され、美しさと気品を感じさせる世界。
そんな美の中を生きる人々の姿もまた美しく、生き方も様々です。そして、彼女らの人生が関わり合って展開されるストーリー。まさに作者様のキャッチコピーに違わず、過去が重なり未来を創る、といった趣で群像劇と呼ぶに相応しい内容でした。
また物語の合間に語られる魔法の設定も心躍るものではないでしょうか。複雑に組み上げられ一つの学問体系であることを感じずにはいられないソレ(作中において論理に基づくモノであることは側…続きを読む