第5話 『生存者』
――バババババッ!
リサがバイクに乗りながら、器用に二丁サブマシンガンを
討ち漏らしがリサに襲い掛かるも、一瞬で黒焦げになった!
「○物は消毒だぁああああああああああっっ‼」
俺は火炎放射器をぶっ放し、ゾンビを焼き払った。火属性の『
「ヒロシ様、
「気にすんな、
一時的に数は減るが、どこからともなく湧き出るゾンビ。並みの人間じゃ一溜りもない。
「それにまだ『生存者』の姿が見えませんね……」
リサの言う通りだ。
「まさか全員、ゾンビ化ってオチじゃねーだろうな……」
――きゃあぁああああああああっ!
遠くから響く女性の悲鳴。俺とリサは、顔を見合わせた。今のは間違いなく『生きている人間』の悲鳴だ。ゾンビは呻き声しか出さねぇからな。
「ヒロシ様……!」
「ああ。行ってみよう!」
◇ ◇ ◇
荒廃した街を爆走する俺たち。ちな俺は、風系統の魔術『
まさかこの歳(30)で、コ○ンみたいにスケボーを乗りこなす事になるとは。そう考えてるうちに目の前にゾンビの群れ、中央には囲まれた女性の姿が!
「――リサっ」
「承知しましたっ」
流石は
バイクごと高く跳躍し、瞬く間に女性を救助。『向こう』でも、身体能力は抜群だったな。後は俺に任せろ!
俺は『
――バチバチバチバチッッ‼
激しい
「流石ですっ、ヒロシ様!」
「……助けていただき、ありがとうございます。……っ⁉ あなた、もしかして野田君?」
救助した女性が、俺の顔を見て驚いた。それは俺も同じだ。彼女は俺の高校時代の『同級生』だった。
「……もしかして、小野 朱美さんか?」
―End of the world― 『異世界帰り』の俺は終末世界を無双する さんだー軍曹 @Thunder0104
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