冒頭のカプセルの話により、どれが現実で、どれが仮想現実なのか、分からなくなりました。この曖昧さが堪りません。
カクヨムコン10に参加中! Amazon(Kindle)で小説を出版しながら公募にも挑戦するただの社会人です。 SFと純愛物をこよなく愛します。
幸せの定義づけは人によって異なりますが、この作品の主人公は少なくとも自身のような受動的な人間にはないと考えています。そしてそういう人は要領よく能動的に生きる人たちに消費されることが喜びであると尽くす…続きを読む
非常に完成度が高く、テーマ性、文学性、そして共感性、様々なベクトルでのクオリティを感じさせられる作品でした。 主人公はコンビニ店員として生計を立てつつ、「自分だけは幸せになる資格がない」と常に…続きを読む
明晰夢っていうのは目覚めても日記がつけられるくらい覚えているものなんだけど、日常の些細なことで一気に砂糖菓子のように溶けるものでもある。ペンがないとか、漢字が思い出せないとか、靴下がないとか、そう…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(181文字)
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