そもそもこの小説を書こうと思う作者の脳味噌に嫉妬します。この人はきっと、分譲なのに賃貸のマンションに住んでいるに違いありません。
カクヨムコン10に参加中! Amazon(Kindle)で小説を出版しながら公募にも挑戦するただの社会人です。 SFと純愛物をこよなく愛します。
最初から最後まで意味がわからないのですが、気づけば主人公賃貸物件に感情移入し、気づけばクライマックスで手に汗にぎり、泣いていました。素敵な読書体験をありがとうございます。
予想の斜め上を行く作品です。しかし、ただの珍しい作品ではなく、今の人間に求められる美しい物語でもありました。物件だからといって、下に見てはいけません。彼らの純粋な気持ちを浴びて、賃貸に感謝しま…続きを読む
このお話の主人公は物件だ。 大事なことなのでおさらいするが、この話の主人公は物件だ。 ある種の擬人化とも言えるこの物語は、荒唐無稽ともとれる状況変化によって、一気にその純度を上げる。 …続きを読む
家が人格をもって、そこに暮らす家族を眺め様々な感情を持つ……、ここまでは分かります。一人暮らしの女の子の生態を観察する壁の一人称とか、何かで読んだこともある。ですがその賃貸物件が、入居者が出てい…続きを読む
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