いいもの読んだ!
この作品を手に取ったら、きっと誰もがそう思うことでしょう。
「ちょっとポンコツ化して、料理の味付けがうまくいかなくなったロボットのロビン」と「そんなロビンを大切に思う主人公ありすや家族たち」の物語。
ロビンの身に起こった変化はなんだったのか。ありすたちの生活は今後どう変化していってしまうのか。
文明の進歩とか、より便利になっていく社会とか、色々と変化はめまぐるしくあります。でも、そんな便利さよりも「愛着」や「思い出」の方がずっと価値がある。そういうことをしみじみと感じさせてくれる作品でした。