キャッチコピーに偽りなく、叙述トリックに襲われる物語に衝撃を受けました。読みやすい短編なのに、長編に勝るとも劣らないインパクトがあります。叙述トリックに翻弄されたい方は是非読んでみてください。
哲学を身近に感じてもらえるような物語を目指しています。
「人を喰ってしまう日記」を手に入れた主人公、そんな馬鹿なと笑いつつ、文を書いてみる。それからじわじわと恐ろしい目に遭います。この日記は意地悪なんです。作品のキャッチコピーは「助けて! 『叙述ト…続きを読む
ミステリーの風味がありますが、確かにこれはホラーです。だんだんと日記の返事に飲み込まれていくような感覚があります。さあ、あなたもぺろりと物語の世界に飲み込まれに来てください。
他人からどう見られているか。それを気にしすぎることで自我が崩壊する人は現実の世界にもいるだろう。ヒト喰い日記なんて現実には存在しないんだから大丈夫と高を括っているあなた。あなたは本当に喰われ…続きを読む
叙述トリックと聞いて、どんなどんでん返しが来るかと思いきや、叙述トリックそのものに翻弄される話とは。発想がすごいですし、ある意味物書きとしての戒めのようでもありますね。(ちゃんと書かないと読者…続きを読む
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