目に見える笑顔を求め続けた物語が、目に見えなくとも変わらない愛の物語として終わる。とても美しくて切なくて、心温まる物語でした。
哲学を身近に感じてもらえるような物語を目指しています。
瞳に映る。相手を自分の瞳に映して感じる。相手の瞳に映った自分を感じる。瞳に映るとはステキな表現です。この作品はそんなステキな表現を物語にした、ステキなお話です!
出会いは最悪なのに、そこから流れるような恋の話。展開も流れるようにするすると入ってくる切なくも愛に溢れるお話でした。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(143文字)
瞳。二つも備わっているのに、瞳が映すものは時に、正確ではなくなる。自分から見えているものだけが真実ではないし、他人から見えるものだけが全てでもない。人それぞれに視点があって、ものさしがあって、見…続きを読む
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