悪役貴族から勘当（僻地に捨てられた）俺は、ギフト『家電量販店』で国を作ろうと思います。

悪役貴族の六男に転生した主人公のメビウスは、前世の記憶を持っていた。
悪役転生物ということは、死ぬ気で努力すれば最強になれるパターンだ！そう考えて努力をするが、メビウスはチート並みの力を手に入れることができなかった。
それどころか、授かったギフトが『家電量販店』だったせいで、一族から追放されてしまい『死地』と呼ばれる場所に捨てられてしまう。
「……普通、十歳の子供をこんな場所に捨てるか？」
不遇過ぎるメビウスは『家電量販店』のスキルを使って生き延びることを決意するのだった。

この時のメビウスは知るはずがなかった。いずれ、自分が『機械仕掛けの大魔導士』と呼ばれ存在になるなんて。

努力しても最強になれず、追放先に師範も元冒険者メイドもついてこず、領地どころかどの国も管理していない僻地に捨てら…続きを読む