概要
ワシントン軍縮会議、決裂――日本vsアメリカ、太平洋の海上決戦!
第一次世界大戦後、賠償艦とされたドイツ帝国海軍の大海艦隊は、スカパー・フロー港での自沈計画に失敗。講和条約による艦隊接収によって、英仏伊の海軍力は増大した。
対抗するように日米も軍拡に走り、ワシントンで開催された軍縮会議は決裂。
列強各国の確執は、世界恐慌による混迷と、それに伴うマドリード軍縮条約という形で収束した。
戦勝国の間で不和が高まる中、その陰でナチス党率いるドイツは失われた領土を次々と再獲得。
やがてポーランド侵攻によって大戦が勃発。破竹の進撃をみせるドイツによって、世界情勢は新たな局面を迎えつつあった。
英仏との協調、米国との対立を深めていた日本は、対米戦が対英仏戦へと発展することを避けるため、独伊との同盟を締結せず、対ソを基軸とした防共協定に留めていた。しかし協定を故とした
対抗するように日米も軍拡に走り、ワシントンで開催された軍縮会議は決裂。
列強各国の確執は、世界恐慌による混迷と、それに伴うマドリード軍縮条約という形で収束した。
戦勝国の間で不和が高まる中、その陰でナチス党率いるドイツは失われた領土を次々と再獲得。
やがてポーランド侵攻によって大戦が勃発。破竹の進撃をみせるドイツによって、世界情勢は新たな局面を迎えつつあった。
英仏との協調、米国との対立を深めていた日本は、対米戦が対英仏戦へと発展することを避けるため、独伊との同盟を締結せず、対ソを基軸とした防共協定に留めていた。しかし協定を故とした
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おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!第二次世界大戦。日米海上戦を題材にした架空戦記
内容はタイトルの通りです。
艦船に焦点をあて、重厚な文章で迫力の戦闘が描かれた架空戦記です。
私は歴史に疎いのでお名前が分からないのですが、まぁまぁ実名なのかなぁ?と想像しながら拝読しています。
艦船での戦いの描写がメインなのですが、日米操る指揮官たちの心理描写や、作戦会議での意見の対立もあり、鬼気迫る緊迫感が伝わってきます。
企画から読ませていただき、私は異世界戦記物を書いているのですが、
「戦争はいろんな意味で残酷だな……」
と思ってしまうのですが。
死と隣合わせで生きる軍人たちの思いというのが、フィクションとして読める平和な時代でよかったな、と思える、いい作品です。
第二次…続きを読む