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概要
拝啓お義母様。監獄より愛を込めて
我が子を殺めた罪で服役している男。
男には今や連絡も取れなくなっている義母だけには、伝えておきたい事があった。
どうにかして義母の連絡先を調べると、男は自分を「僕」と書いて妻の母親に向けて手紙を書いて送る。
「どうしても伝えたいこと」の為、話を進める。
はじめに僕が書いたのは「全てのことに理由があり、偶然にも必然が、必然にも偶然が関わって連関した結果である」という前提だった。
それを知る為には、義母の知らないであろう「僕ら夫婦二人の出会いからが良い」と順序立て書き始める。
出会いとなったのはある大学でのサークル。妻となる怜の印象は、はじめ取り立てて気になるものではなかったという。
段々と気になっていくのは「思い返してみると理由があった」と様々な思い出を書き連ねる。
最初はサークル
男には今や連絡も取れなくなっている義母だけには、伝えておきたい事があった。
どうにかして義母の連絡先を調べると、男は自分を「僕」と書いて妻の母親に向けて手紙を書いて送る。
「どうしても伝えたいこと」の為、話を進める。
はじめに僕が書いたのは「全てのことに理由があり、偶然にも必然が、必然にも偶然が関わって連関した結果である」という前提だった。
それを知る為には、義母の知らないであろう「僕ら夫婦二人の出会いからが良い」と順序立て書き始める。
出会いとなったのはある大学でのサークル。妻となる怜の印象は、はじめ取り立てて気になるものではなかったという。
段々と気になっていくのは「思い返してみると理由があった」と様々な思い出を書き連ねる。
最初はサークル
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